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   太古の昔から人は音楽を奏で、踊り儀式を通して精霊界と交信し、自然界の繁栄、感謝、供養を行ってきた。儀式とは自然界のサイクルを維持し、また繁栄をもたらす行為であると共に、人間の根源的な部分に還り、究極の癒し、人同士の繋がりを強固にするための手段でもあった。



   神社などでは巨木や巨岩にしめ縄が締められているが、これは神籬(ひもろぎ)と言い、古代からヤポネシアンたちは神霊を地上に迎える際に依り代として巨岩や巨木を神聖視したり、儀礼を行う際に邪霊の侵入を防ぐため、聖域とするスペースには撚ってスパイラル状になった紐などで結界を張った事に起因すると思われる。因みにこれらの風習はアーネムランドでも見る事ができる。
スパイラル運動は電磁コイルなどに見られるように大きなエネルギー増幅効果やDNA構造が示すように生命原理であり、台風や、渦潮、そして地球の自転や、天体の公転によって生じる宇宙の根本原理なのである。
古代ヤポネシアンたちが行なってきた輪になって踊る行為は天地を結ぶ神聖なエネルギーの柱を創りだし、宇宙の根本原理と一体になると言う事で、そこに究極の気づき、癒しがある事を意味している。
それは思考による理解の有無に関わらず起こる働きで法則(ダルマ)と言うものだ。
アボリジニの場合は様々な動物や、神聖な事柄の模倣、実演が儀式の中心だが、それらは太古の昔から受け継がれてきた体を使った印のような働き。解かりやすく言えばヨーガのようなもので、基本の型から個人個人がトランス状態の中で発展させたりさせたりして純度を高めてきているものも多数ある。
marqueedjomulaのコンセプトは文化紹介はもちろん、それだけではなく変性意識に作用するヘニュードやイオンカなど単筒笛の音で古代ヤポネシアの記憶を呼び起こす事を追求しています。

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