イダキの長さ
長さについてもいろいろとシークレットな部分が多く謎につつまれている部分が殆どだが、簡単に言うと長さが長ければ低い音程になり、長さが短ければ高い音になる。
しかし、ここで重要なのが当たり前だが音圧と音程は違うという事で、音程が高くてもバリンバリンのように音圧があるイダキもある。
気をつけなければいけないのは音程が低く、音圧が少ないイダキである。
この手のイダキはよく見かけることが出来るし、音程が低い分、迫力あるように感じることもあると思うが、トラディショナルスタイルは音圧を利用し、次々と舌を打っていくので音圧の少ないものではトラディショナルスタイルでの演奏は不適切、もしくは不可能である。
特にグンボルグスタイルでは顕著に現れてしまう。
これも他の要素との関係性が多分にあるので一概には言えないし、コンテンポラリースタイルではこういうイダキが良いという人もいると思うので様々だが、基本的に長ければ音程が低く、短ければ高くなるという事を知っていればよいと思う。